ペンタックスリコーイメージングは22日、付属する10種類のシートで着せ替えが楽しめる、スティックタイプデザインのコンパクトデジタルカメラ「PENTAX Optio LS465」を6月15日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は1万円台半ば。
同製品は、有効約1,600万画素の1/2.3型CCDセンサーや最新画像処理エンジン、広角28mmからの光学5倍ズームレンズ(焦点距離は35ミリ判換算で約28~140mm相当)、ワンタッチボタンによるHD動画撮影機能(1,280×720ピクセルで約30fps)の搭載など、スタンダードモデルとしての基本機能を備えながら、高さ約46.5mmという従来モデルよりも小さなサイズを実現したコンパクトデジタルカメラ。
ボディ前面には着脱可能な透明樹脂パネルを採用しており、付属する着せ替え用シートを交換するだけで前面デザインの変更が楽しめる。また、本体前面にヘアライン加工を施したアルミパーツを採用しており、シートを装着していない状態でのデザイン性も高いとのこと。
そのほかの機能として、被写体の状況をカメラが判断して最適な撮影モードを自動選択する同社独自の「オートピクチャー」モード、撮影画面内の人物の顔を検知してピント合わせと最適な露出設定を自動で行う「顔検出AF&AE」機能、笑顔を判別して自動的撮影する「スマイルキャッチ」、カメラ内の画像に対してトイカメラやレトロなどの加工処理を施す全9種の「デジタルフィルター」機能などを搭載する。
液晶モニターは約23万ドットの2.7型ワイドを採用し、利用可能な記録メディアはSD / SDHC / SDXCカードと内蔵メモリ(約41.7MB)、電源は充電式リチウムイオンバッテリーで、CIPA準拠の静止画撮影可能枚数は約200枚。サイズは約W101×H46.5×D22.5mm(操作部材、突起部を除く)で、バッテリーとSDカードを含む重量は約122gとなっている。