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Google PageSpeed Insights TeamがGoogle Developer Blogにおいて、Apacheサーバ向けにSPDYをサポートするモジュール「mod_spdy」を紹介している。Googleでは2011年12月に「mod_spdy」のベータ版をリリースしており、今回Webサーバでテストできるバージョンを公開した。

公開されたmod_spdyは、Apache Server 2.2上で動作する。ライセンスはApache 2.0 Licenseを採用しており、Debian/Ubuntu向けのdebパッケージとCentOS/Fedora向けのrpmパッケージが提供されている。また、ソースコードからインストールすることもできる。

mod_spdyを導入することでChrome、Android標準ブラウザ、Firefox 11(標準では無効)などのSPDY対応ブラウザで高速な通信が可能となるが、SPDYはサーバーサイドでNPN、TLS、HTTPSをサポートしている必要があるため、ほとんどのApache環境では動作しないとしている。また、mod_spdyパッケージにはNPNをサポートしたmod_sslモジュールが含まれているという。

ブログでは他にもSPDYとHTTPSを速度を比較した動画やApache内でのmod_spdyの仕組みなどが紹介されている。