「Corel VideoStudio Pro X5」(左)と上位版「Corel VideoStudio Ultimate X5」(右)

コーレルは5日、ビデオ編集ソフトウェアの最新版「Corel VideoStudio Pro X5」と「Corel VideoStudio Ultimate X5」を4月20日に発売すると発表した。価格は「Pro X5」通常版が1万5,540円、「Ultimate X5」通常版が2万790円。

VideoStudioは、オリジナルビデオやフォトムービーを作成するための多彩な機能を備えたビデオ編集・オーサリングソフトウェア。

最新版ではHTML5オーサリングに対応し、Webリンクやチャプターポイントを追加した動画をHTML5ファイルとして出力できるようになった。また、PC画面を動画で録画できる「スクリーン録画」機能の新搭載や、オーバーレイトラック数の追加(最大21トラック)、60p/50p映像の編集・出力、3D編集機能の強化、同社「Corel PaintShop Pro」のマルチレイヤー画像のサポートなども果たしている。

HTML5オーサリングに対応

これらに加え、上位版となる「VideoStudio Ultimate X5」には、地図などをなぞることでオブジェクトを自由に移動できるマップウォーキングプラグイン「proDAD RotoPen」や、豊富なビデオフィルタとトランジションが搭載されたエフェクト編集プラグイン「proDAD VitaScene」などが収録される。また、エフェクト「NewBlue」の拡充なども行われた。

いずれも作成した作品は、DVDやBlu-rayディスク、携帯電話などのモバイル機器、ハイビジョンや3Dビデオなど、任意のフォーマットでビデオファイルやディスクを作成可能。作成したビデオはHTML5、YouTubeやVimeo、Facebookなどで共有することができる。

対応OSは、Windows 7/Vista/XP。通常版パッケージのほか、ダウンロード版(Pro:1万3,440円、Ultimate:1万7,640円)や特別優待版(Pro:1万290円、Ultimate:1万5,540円)なども用意する。

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