GMOドメインレジストリは3月13日、横浜市から地理的名称トップレベルドメイン(地名TLD)「.yokohama」の管理運営事業者として支持を受けたことを発表した。

地名TLDは、新たに開設されるトップレベルドメイン「新gTLD」のひとつ。新gTLDは、地名のほか、企業名 / 製品名 / ブランド名などを登録することが可能で、ドメイン名の割当や管理を行うICANNが1月から新gTLDの申請受付をはじめている。

都道府県名など地名TLDの管理運営を、ICANNへ申請する際にはその管轄自治体からの支持が必要となっており、横浜市が.yokohamaの管理運営希望者を公募・審査した結果、同社が選ばれた。 今後、同社では.yokohamaの申請を行い、ICANNによる審査が2012年4月からスタートする。約半年間の審査および手続き期間を経て、最短で2013年1月から.yokohamaの運用が開始される見通しとなっている。

なお、同社は「.tokyo」「.osaka」などの地名TLDについても、それぞれ東京都と大阪府から管理運営事業者として支持を得て、ICANNへの申請手続きを進めている。

また、「.kyoto」については、京都情報大学院大学が3月1日に京都府から支持を得たことが発表されている。