インターネット広告推進協議会はこのほど、インターネットのメディアやツール活用を中心とした優秀な広告作品を顕彰する「第10回 東京インタラクティブ・アド・アワード (TIAA)」の作品募集を開始した。

東日本大震災後の開催となる今回のテーマは「でじでじしない」。「生きること」のそばにある、ただ目立ちたいだけの"デジタルデジタルした"ものではない作品を見つけ、未来へのメッセージとして発信していきたいとしている。

TIAA Webサイト

募集部門は「オンライン広告部門」「ウェブサイト部門」「アプリケーション部門」「モバイル部門」「オンラインビデオ部門」「アウトドア部門」「ベストユースオブメディア部門」「インテグレーテッドキャンペーン部門」「その他のインタラクティブ広告部門」の一般9部門のほか、協賛企業によるスペシャルスポンサーアワードとして、グーグルの「Google Innovative Work部門」、サイバー・コミュニケーションズの「cciスマートデバイス広告部門」が設けられている。

一般部門は各部門金賞・銀賞・銅賞のほか、全部門の中からグランプリ及び特別賞が贈られる。スペシャルスポンサーアワードは一般部門とは異なる基準での選考となっており、未発表の作品であれば誰でも応募可能で、最優秀作品には賞金50万円が贈られる。

審査員長は、前回に続いてクリエイティブディレクターの伊藤直樹氏。そのほか第一線で活躍する9人の審査員が選考を行う。作品の募集期間は一般部門が3月30日まで、スペシャルスポンサーアワードが4月27日まで。審査結果は、今年の6月上旬にTIAAのWebサイト上で発表予定。

2011年グランプリ作品「SOUR『映し鏡』」