サイオステクノロジーは2月27日、ヴイエムウェアのvSphere HA環境下で動作するLinux仮想マシンの可用性を大幅に向上させるソフトウェア「vAppKeeper for Linux v7.5」の販売を開始した。

vSphere HAと密接に連携する「vAppKeeper for Linux v7.5」

同製品は、vSphere HA、vCenter(またはvSphere Client)と連携することで、仮想マシン内のミッションクリティカルなアプリケーション保護やvSphere Client経由で統合管理を提供する。vSphere HAはゲストOSを監視し、vAppKeeperはゲストOS上のアプリケーションを監視しながら連携し、アプリケーション障害を検知するとリソースや仮想マシンの再起動を行い、サービスの回復を試みる。

具体的には、「VMware上で動作しているLinux仮想マシンでのアプリケーション監視とリカバリーの実行」「vCenterに統合された集中管理機能」「精緻な監視機能とアプリケーションの健全性に関するレポーティング機能」を提供する。

同製品は「Standard Edition 5 Pack VMs」「Enterprise Edition 5 Pack VMs」と2つのバージョンがある。価格は、Standard Editionが48万円、Enterprise Editionが80万円となっている(いずれも税抜)。