本日2月24日にNTTドコモより発売された「Xperia NX SO-02D」(ソニー・エリクソン製)は、約4.3インチのHD液晶を搭載したスマートフォン。1.5GHzのデュアルコアCPUのほか、1210万画素カメラを搭載したハイスペックな端末であり、OSはAndroid 2.3.7を採用している。ボディ下部に透明素材の「Floating Prism(フローティングプリズム)」を採用するなど、Xperiaシリーズらしくデザイン面でも特徴のある端末となっている。本稿では、Xperia NXの試用レポートをいち早くお届けしたい。

■主な仕様   [製品名]  Xperia NX SO-02C   [OS]  Android 2.3.7   [CPU]  MSM8260(1.5GHz デュアルコア)   [内部ストレージ]  32GB   [ディスプレイ]  約4.3型(1280×720ドット)HD Reality Display   [カメラ]  背面:約1210万画素CMOS/前面:約130画素CMOS   [連続待受時間(静止時)]  3G:約400時間/GSM:約270時間   [連続通話時間]  3G:約390分/GSM:約370分   [寸法]  約128×64×10.6mm   [重量]  約144g   [主な機能]  FOMAハイスピード、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth 2.1+EDR、Wi-Fiテザリング(同時接続 最大8台)、spモード、dメニュー、dマーケット、エリアメール、ドコモあんしんスキャン、WORLD WING、iチャネル、声の宅配便、GPSなど  

スペックとデザインをチェック

Xperia NXは、1280×720ドット、約4.3インチのHD Reality Displayを搭載したスマートフォン。1.5GHzのデュアルコアCPUを搭載し、OSはAndroid 2.3を採用。ソニー・エリクソンのスマートフォンシリーズ「Xperia」の最新機種のひとつであり、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信などの日本独自の機能を搭載していないグローバルモデルとなる。なお、ドコモの「spモードメール」や「dメニュー」、「dマーケット」には対応している。

前面(左)と背面。しっとりとしたマットな質感で、触れても指紋が目立ちにくい素材が使用されている

本体寸法は約64(W)×128(H)×10.6(D)mmとなっていて、重量は約144g。CPUはクアルコム製MSM8260の1.5GHzデュアルコア。メインカメラは約1210万画素の高解像度となっており、裏面照射型CMOSセンサーを搭載している。また、フロントカメラとして約130万画素のCMOSカメラを備える。

メインカメラは約1200万画素。裏面照射型センサーを搭載し、暗い場所でも綺麗に撮影できる

ディスプレイ側に約130万画素のフロントカメラを搭載していて、SkypeやGoogleトークでビデオ通話が可能

背面が中央に向かって厚くなるラウンドフォルムとなっており、手にフィットして持ちやすい形状なのが特長。また、ボディ下部には透明素材の「Floating Prism」を採用している。Floating Prismには、[戻る][ホーム][メニュー]というハードキーのアイコンが配置され、Floating Prismの上部にあるセンサーキーで操作を行う。使用中はFloating Prismがライトアップされるなど、凝ったデザインとなっている。

背面は中央に向かって厚くなるラウンドフォルムで、手にフィットしやすい形状

ボディ下部には透明素材の「Floating Prism」が採用され、ハードキーのアイコンが配置されている。操作は上部のセンサーキーで行う

上端、下端も非常にすっきりしている