スタイルキューブに所属する石原夏織、能登有沙、小倉唯、松永真穂といった4人の声優によって結成された声優ユニット「StylipS (スタイリップス)」が、2012年2月8日、デビューシングルとなるTVアニメ『ハイスクールD×D』のエンディングテーマ「STUDY×STUDY」をリリースする。

デビューシングル「STUDY×STUDY」のジャケットイメージ (初回限定盤)

『輪廻のラグランジェ』の京乃まどか役や『あの夏で待ってる』の谷川柑菜役を演じる石原夏織、『ロウきゅーぶ!』の袴田ひなた役や『神様のメモ帳』のアリス役でおなじみの小倉唯。声優ユニット「ゆいかおり」でも知られる2人と、能登有沙、松永真穂がタッグを組んだ「StylipS」は、デビュー曲となる「STUDY×STUDY」がエンディングテーマとなる『ハイスクールD×D』にも声優として参加するなど、幅広い活躍が期待できる注目の声優ユニットとなっている。

そこで今回はデビューシングルのリリースを前に、4人のメンバーが語ってくれたメッセージを紹介しよう。

StylipSが語るデビューシングル「STUDY×STUDY」

――まずはStylipSを結成するという話を聞いたときの感想はいかがでしたか?

(写真左から)石原夏織、能登有沙、小倉唯、松永真穂

石原夏織「私はお仕事の帰り道に教えてもらいました。そのときはふんわりした感じだったんですよ。よくあることではあるのですが、『次、何か4人でやるかもしれないから』みたいなことを言われて、『へー、そうなんですか……』って」

能登有沙「すごくフワフワだね(笑)」

小倉唯「私も同じです。一番最初は『そういうことになるかもしれないよ』って」

石原「それで、『どんな感じなのかな?』みたいなことを唯ちゃんと話していたんですけど、その後、スタッフさんからあらためて話があって、レコーディングの予定表をもらったり、実際にStylipSのホームページができているのを見て、『本当に動き始めたんだ』って実感できました。なので、ビックリしたのは、最初に話を聞いたときではなく、本当に動き出してからでした」

能登「初めて聞いたとき、驚きましたけど、とにかくすごくうれしかったですね。これまで頑張ってやってきたことが、やっと形になる! って思えたんですよ。メンバーも仲の良い子たちなので不安もないですし、すごく道が拓けた感じがしました」

小倉「私は夏織ちゃんと同じ感じで、こういう話が進んでいるって聞いたときは、『そんな、まさか』ぐらいにしか思ってなかったんですよ。4人で組むといっても、そんなに大々的なものではなく、ちょっとした企画的なことなのかなと。でも想像以上に大きなお話になっていてビックリしちゃいました」

松永真穂「私は、カラオケボックスで聞きました (笑)」

能登「カラオケ?」

松永「イベントに出させていただいたとき、昼の部と夜の部の間の待ち時間に、スタッフさんに付き合ってもらってカラオケに行ってたんですよ」

――イベントの合間にですか?

松永「私、カラオケが大好きで、ちょっとでも時間が空いたらすぐにスタッフさんと一緒にカラオケに行くんですよ。そのときもスタッフさんにカラオケへ連れて行ってもらって、カラオケのビンゴを一人で夢中になってやっていたんですけど、そうしたらスタッフさんが後ろから、『今度4人でやるかもしれない』って。『かもしれない』って言われてもよくわからないじゃないですか。期間限定なのか、ステージをやるのか、CDを出すのか。考えてもよくわからないですし、そのときはカラオケでビンゴを揃えるのに必死なので(笑)、正式なお話を聞くまではフワフワっとした感じでした」

――能登さん以外は、皆さん、フワフワっとした感じだったんですね

小倉「私のイメージだと、グループが結成されるときって、メンバーが事務所に集められて、『みんな驚かないでくれ』みたいな」

石原「会議室とかでね」

松永「それで、スタッフ全員が後ろに立っていて」

能登「こういうプロジェクトやるぞ! みたいな」

石原「みんな驚いたり、泣いたりしちゃって(笑)」

松永「最初に話を聞いたときはそんな感じだったのですが、実際にPVを撮ったり、レコーディングをしたりして、活動が形になってきたとき、家ですごく泣きました。うれしくて、感動して。本当にこのメンバーでやらせてもらえるのがうれしかったんですよ。仲も良いですし、みんなそれぞれに尊敬できる子たちと一緒にやらせてもらうことで、自分自身も成長できると思ったので、本当にうれしかったです」

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