まとめ

たったこれだけのテストでまとめろというのが無茶ではあるのだが、致し方ない。とりあえず3DMarkに関しては、Radeon HD 7970とは結構明確な差があるが、Radeon HD 6970よりは高速で、GeForce GTX 580との差は微妙、という結果に終わっている。このスコアを実際のゲームベンチの結果に当てはめるのは無茶であるが、それでもRadeon HD 7970とRadeon HD 6970の丁度中間程度、と考えておけば大きくは外れないだろうとは想像できる。

もうこうなると問題は価格と入手時期である。Radeon HD 7970の店頭価格が6万円前後で、これと比べてピーク性能で25%落ちというスペックのRadeon HD 7950の場合、45000円位がまぁ妥当な値段かな? という気がする。Radeon HD 6970が最近は(ラインナップ末期ということもあって)3万円台前半で入手できるので、これと比べても4万円台前半で入手できるなら(消費電力の低さもあって)お買い得というあたりだろう。

もっともこのあたりは、NVIDIAのKeplerの性能や価格付けで簡単にひっくり返る可能性はあるのだが、これは3月とか4月とか言う噂なので現時点でこれを考えても仕方が無い。とりあえず、あとは潤沢に商品が入手できる時期が早く来てくれることを祈るのみである。