キングジムは1月17日、iPad/iPad 2用のA4シードフィードスキャナ「iスキャミル DSS10」を2月17日より発売すると発表した。価格は15,540円。本体の電源オフのときは、充電器として利用できる。

「iスキャミル」は、台湾のMustek Systemsが製造するスキャナで、iPadを本体に挿し、ドッキングステーションのようにして利用する。スキャン用のアプリ「i-Scan」(iOS4.3.5以降対応)は、App Storeで無料公開される。

「iスキャミル DSS10」

スキャンは、「i-Scan」を起動し、スキャンボタンをクリックすると開始され、スキャンした画像はiPadの内のカメラロールに保存される。iPhoneはカメラロールへの保存が禁止されているので、現在のところiPad/iPad 2専用のスキャナとなる。解像度は300dpi固定で、画像の形式はJPEGだ。本体の電源をオフにしているときは、iPadに充電もできる。

スキャン中。用紙は手前から入れ、背面に排紙

写真のスキャン

インタフェースとしてUSBを装備しているが、これは電源供給用でPCとの接続は不可。したがって、本体に挿したままiTunesを利用することはできない。また、USBケーブルは付属しているが、ACアダプタは付いていないので、iPadに付属しているアダプタを利用する。外形寸法は約W308×D111×H72mmで、重量は約655g。最大読込みサイズは幅216mm×送り356mm。EvernoteやDropboxなど、他のアプリとの連携は今後検討していくという。

スキャンのデモ