「Mr.ビーン」で知られるローワン・アトキンソン主演のスパイ・コメディ映画『ジョニー・イングリッシュ』シリーズの第2弾、『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』(原題:JOHNNY ENGLISH REBORN)。いよいよ1月21日より公開となる本作の新着画像が解禁となった。

口紅型拳銃"らしき"ものを構えるローワン。はたして弾は入っているのか、それともただの口紅なのか、いやその前に口紅塗りすぎだ……などツッコミどころは相変わらず満載

前作で祖国イギリスの危機を救ったものの、モザンビークでの失態で自信をなくし、チベットの僧院に引きこもっていたジョニー(ローワン・アトキンソン)は、今作で英中首脳会談を控えた中国首相の暗殺計画阻止、というミッションに挑む。捜査を進めていくうちに陰謀の背後に「ボルテックス」と呼ばれる3人組の暗躍を突き止めたのもつかの間、「ボルテックス」のメンバーのうち1人がジョニーの所属するMI:7の人物だと判明し、なんとジョニー自身に「ボルテックス」疑惑が向けられてしまうのだった。舞台はロンドンはもちろん、チベット、香港、スイスとワールドワイドに展開し、前作で見られた『007』シリーズのパロディも見どころとなる。

スパイ映画と言えば、先日公開となった『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で不可能を可能にしてきた男、トム・クルーズ演じるイーサンが、ドバイにある世界一高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」(828m)で想像を絶する生身のダイブアクションを披露したことが大きな話題となったが、対するジョニーはどんなミッションも不可能にしてしまう男。せっかく奪取した重要な鍵をあっけなく敵に取り返される、殺し屋と上司の母親を間違える、相手の頭を連続で殴打する、車椅子でカーチェイスなど、今作でもそのまぬけ&おとぼけっぷりは健在であり、"笑撃"のシーンが前作を超えるスケールで炸裂している。

日本での公開日は2012年1月21日(土)より、有楽町スバル座ほか全国一斉ロードショー。配給は東宝東和。

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