屋外ハウジング一体型PTZネットワークカメラ「DG-SW396」

パナソニック システムネットワークスは12月14日、アイプロスマートHDシリーズの新製品として、ハイスペック仕様の屋外ハウジング一体型PTZネットワークカメラ「DG-SW396」を2012年1月初旬より発売すると発表した。価格は609,000円。

同製品は、1,280×720(HD)の高画質に加え、光学36倍ズームレンズと最大12倍のデジタルズームを合わせた最大432倍ズームを搭載。パン・チルト機構は、水平360度のエンドレス旋回、垂直回転は-15度から185度の広範囲監視を可能とするなど、監視性能が大幅に向上している。

さらに、スーパーダイナミック(MEGA Super Dynamic)方式の採用により、照度差の激しい環境下でも被写体の明るさを画素単位で補正し自然な画像を実現。白黒切換機能を搭載し、低照度時に自動的に白黒モードへ切り換えて感度をアップするため、夜間の撮影も鮮明となる。また、屋外ハウジングとカメラ部を一体化した設計で、屋外や軒下への設置が容易となるため、屋外公共スペースでの街頭監視や屋外駐車場、また駅・空港における外周監視など、幅広い監視用途に対応する。

機能においては、オートパン機能に加えパトロール機能の他、予め設定した監視エリア内で動きを検知するとパン・チルト・ズームを連動させ、その被写体を自動的に追尾して撮影する自動追尾機能を搭載している。さらに2台以上使用することにより、対象物の追尾をカメラ間で連携して撮影する自動追尾連携も可能としている。

「DG-SW396」の自動追尾機能イメージ