米Twitterは12月8日(現地時間)、デザインを刷新した「Twitter」の新版の提供を発表した。キャッチフレーズは「より速くかんたんに、あなたの"好き"とつながる」。Twitterの利用が「フォローしている人たちのツイート表示」「会話」「新しい情報の発見」「ツイート」の4つに大別されており、シンプルで分かりやすくなったインターフェイスを通じてすばやく情報にアクセスし、広がりのあるコミュニケーションを楽しめる。

新デザインには「ホーム」「@つながり」「#見つける」と、「アカウント」「ツイート」の5つのボタンが並ぶ。これは全てのアプリケーションで統一されており、Webブラウザ、モバイル端末、パソコンなど、利用するソフトウエアやデバイスの違いにかかわらず同じ感覚でTwitterを利用できる。

「ホーム」には、フォローしている人たちのツイートが並ぶ。画像や動画、Twitterのやりとりなどがツイートに対してより直接的に表示されるようになり、"詳細な情報"の流れを把握しやすくなった。「@つながり」は会話に参加する場所だ。リツイートやお気に入りに登録されたツイート、自分を最近フォローしたユーザー、@ツイートなどをまとめて確認でき、みんなの反応や会話の流れを把握した上でコミュニケーションを広げられる。「#見つける」には、位置情報やフォロー情報、ニュースなどを基に各ユーザー向けにカスタマイズされた情報が表示される。

Twitter.comの「ホーム」、フォローしている人たちのツイートが表示される

Androidアプリの「ホーム」

ツイートに画像や動画、やりとりが直接表示される

「@つながり」で会話の流れを確認し、会話を広げる

Twitterコミュニティからリアルタイムの情報がやってくる「#見つける」

Androidアプリの「#見つける」

「アカウント」はユーザーの情報が表示されるプロフィール画面、そして「ツイート」ボタンをクリックまたはタップするとツイート入力ボックスが現れる。

mobile.twitter.com、Twitter for iPhone、Twitter for Androidはすでに新版にアップデートされているが、Twitter.comの全てのアカウントのアップデートには数週間を要するという。早く新版を利用したい人は、Twitter for iPhoneまたはTwitter for Androidを8日にリリースされた最新版にアップデートしてログインすると、Twitter.comも優先的にアップデートを受けられる。Twitter for iPadなど、他のアプリのアップデートの提供スケジュールは未定。なおTweetDeckも、新しいTwitterと整合性のある新版にアップデートされた。