F5ネットワークスは11月30日、BIG-IPのハイエンドプラットフォーム「BIG-IP 11000」を発表した。

BIG-IP 11000では、アクセラレーションと最適化により高いパフォーマンスを実現しているほか、16Gbpsのハードウェア圧縮スループット、SSDサポートによるキャッシュとデータデデュープリケーション性能改善などの特徴が挙げられている。

また、F5ネットワークスでは、BIG-IP WAN Optimization Managerと、BIG-IP WebAcceleratorを組み合わせて展開することでより高性能な配信を実現できることや、米国の政府機関などでの利用を目的とした連邦情報処理標準(FIPS:Federal Information Processing Standard)に準拠していることなども強調している。

同社は併せて、ミッドレンジ向け製品群「BIG-IP 6900」シリーズを拡充することも発表。高性能のSSL処理が求められるアプリケーションをサポートする「BIG-IP 6900S」を新たに提供するという。

いずれの製品も2011年12月より販売が開始される予定。価格は、BIG-IP 6900Sが1020万円、BIG-IP 11000が2040万円、BIG-IP 11000(FIPS準拠)が2465万円。いずれも税別。