ジェイズ・コミュニケーションは11月28日、米Juniper Networks開発のSSL VPN/NACアプライアンス「MAG6610 Junos Pulseゲートウェイ」、「MAG6611 Junos Pulseゲートウェイ」の販売を、パートナー企業を通じて開始すると発表した。価格は「MAG6610」が50万円、「MAG6611」が90万円(消費税・設置調整費は別)。

「Juniper Networks MAG6610」(上)と「Juniper Networks MAG6611」(下)

「MAG6610」は1Uサイズのモジュラ型アプライアンスで、サービスモジュールと呼ばれるブレードを最大2枚挿入することにより、最大で2万同時接続をサポート可能。「MAG6611」は、2Uサイズのモジュラ型アプライアンスで、サービスモジュールを最大4枚挿入することにより、最大で4万同時接続をサポート可能となっている。

サービスモジュールとしては1枚当たり最大1,000同時接続をサポートするSM160と、同10,000同時接続をサポートするSM360が用意されており、2枚以上挿入している場合、サービスモジュール間でのクラスタ構成にも対応。

両機種ともに、既存のMAGシリーズと同様、統合型マルチサービス・ネットワーク・クライアント「Junos Pulse」をインストールしたWindows PC、Mac、Linuxコンピュータ、iOS搭載デバイス、Android搭載デバイスにおいてあらゆる機能を利用可能。「JunosPulse」のインストールされていないコンピュータからは、ブラウザ経由でSSL VPN接続機能を利用できる。加えて、両機種ともにファルコンシステムコンサルティングのRADIUS対応認証製品「WisePoint Authenticator」と連携動作することも可能。