楽天は11月25日、楽天市場での商品ジャンル別の売上データをもとに、「楽天市場 2011年 ヒット商品番付」を発表した。東の横綱は昨年に引き続き「スマートフォン」、西の横綱には「地デジ移行」が選ばれた。

ヒット商品番付は、約5万の商品ジャンルごとに今年1月から9月までの売上前年同期比を計測. 一定の売上規模があり、大きく成長した商品ジャンルを抽出し、ジャンル間に共通する特徴や、そのジャンルに影響を与えたできごとを楽天市場番付選定会議によって選出したもの。

2011年 ヒット商品番付 西
横綱 スマートフォン 地デジ移行
大関 ファストブランド 男性消費
関脇 生鮮 オプション家電
小結 SUPER COOL BIZ ゲーム機器
前頭 筆頭 ガイガーカウンター LED多様化
前頭 2枚目 続・韓流 選べる福袋
前頭 3枚目 ペットも家族 高機能ヘアアイロン
前頭 4枚目 骨盤ガードル エケコ人形

同社によると、2011年の特徴は、ネット通販の利便性を活用して生活必需品を取り寄せる「合理的消費」と、自分なりの幸せを追い求める「自己実現型消費」という2つを軸とした消費行動。

3月の震災後には、「生活していく上で必要なものを冷静に選択して購入する流れが見られた一方、実用面から一歩離れた視点で自身の生活の充実を図るための趣味的・機能的こだわり品が多く消費された」と同社ではコメントしている。

なお、個別の番付については同社の「楽天市場 2011年 ヒット商品番付」で公開されている。