国土地理院は10月28日、観測データ用サーバ(1台)に外部より攻撃があり、IDとパスワードが解析されて不正に侵入されていたことを発表した。その結果、攻撃を受けたサーバを踏み台に、他機関のサーバに対する攻撃が行われたという。

他機関に対し行われた攻撃は、IDとパスワードを解析して不正に侵入しようとするものだったが、現段階ではそれらの攻撃による侵入は未遂に終わったことが確認されている。

攻撃を受けた国土地理院のサーバは、地球上の位置決定するための観測データのみを扱っており、個人情報や機密性を有する情報は保存されていない。