米Googleは10月19日、同社のオフィシャルブログにおいて、ログイン済みユーザーに対するGoogle検索サービスへのアクセスをSSLで暗号化することを発表した。数週間後からスタートする予定という。

同サービスが有効になると、GoogleアカウントにログインしたユーザーがGoogleの検索サービスを訪れると「https://www.google.com」へリダイレクトされる。また、サインアウトしたユーザーやGoogleアカウントを持っていないユーザーも、「https://www.google.com」を訪れればSSLによる検索サービスを利用できるという。

Googleでは、こうした変更の意図について、「検索サービスがますます"カスタマイズされた体験"をもたらすものになり、Googleが提供するパーソナライズド検索結果を保護する重要性が高まっている」と説明。SSL化することで、インターネットカフェなどのオープンなWi-Fiスポットを利用する場合も安全に利用できるとしている。

なお、各Webサイトの運営者に対しては、検索結果から訪問してきたユーザーの個々のクエリを受け取ることはできなくなるものの、Google Webmaster Toolsを通じて調べることはできると説明している。

オフィシャルブログでのアナウンス