テクニックを磨いてワンダーランドの危機に立ち向かえ!

操作に関しては移動やジャンプ、武器による攻撃、回避、傘によるガード、フォーカス(敵をロックオン)などが行える。ストーリーを進めることで新しい武器を入手することが可能だ。また、ジャンプ中にジャンプボタンを長押しすると、ゆっくりと下降する「浮遊」が使用できる。

フォーカスを駆使すれば、遠距離にいる敵や素早い動きの敵を見失わずに戦える。逆に複数の敵と戦う時にはフォーカスを解除したほうがいい場合もある

傘による防御は敵の攻撃をはじき返せる。回避するか防御するか状況に応じて使い分けることが重要

そのほかゲームシステムで特徴的なのが「小さくなる」と「ヒステリーモード」。「小さくなる」ボタンを押すことで、通常では通れないルートに進入可能だ。また、透明のオブジェを発見したり、ヒントなどが記された落書きを見たりすることもできる。ゲーム進行に詰まったら、小さくなって周囲を探索してみよう。また、「ヒステリーモード」は、体力が少ないときに発動する無敵モード。一定時間、敵の攻撃を無効にし、攻撃力が大幅にアップするため、戦況を一気に巻き返せる。ただし一定時間が経過すると、ヒステリーモードは自動的に解除されてしまう。発動中にザコ敵を倒してどれだけ体力を回復するかがポイントとなる。

「小さくなる」と、通常では見えない足場を発見したり、小さい通路を通ったりすることが可能

一定時間無敵状態となる「ヒステリーモード」。防御を気にせず敵をガンガン攻撃していこう

本作では敵がかなりの確率で体力を回復するアイテム「バラ」を落としてくれるため、体力面に関してはそれほど苦労することはないハズだ。もちろん、特定の武器でしか攻略が難しい敵も存在するため、初めて遭遇する敵には「フォーカス」を駆使して、スキをついた攻撃を行いたい。また、スイッチや仕掛けに関しては時間制限が設定されたものが多い。「これ以上進めなくなった!」というシーンに遭遇したら、「ちいさくなる」「敵を全滅させる」「仕掛けを探す」「武器で隠し通路を見つける」などを試してほしい。

2段ジャンプと浮遊を併用することで、一見届かないような場所に届くことがある。失敗を恐れず何度もチャレンジしてみよう

アリスの武器は攻撃以外に使用できることも忘れずに

そのほか、各ステージには謎をひも解く「ビン」や「記憶の断片」、アリスの体力が回復する「バラ」が入手できる秘密エリアが隠されており、挑みごたえは満点。ステージごとにステージ内の雰囲気が大きく変化するため、「次のステージも見てみたい!」という意欲が沸き、止め時がわからなくなるほどだ。もちろん、難易度設定(イージー/ノーマル/ハード/ナイトメア)も可能だ。

ビンや記憶の断片を集めることで、真相が明らかになっていく。また「ギャラリー」にはムービーや過去に起こった出来事を閲覧できる

ユーザーを飽きさせない作りが魅力の『アリス マッドネス リターンズ』。アナタもアリスを救うため、狂気に染まったワンダーランドに挑んでみてはいかがだろうか?

製品情報

ゲームタイトル アリス マッドネス リターンズ
メーカー名 エレクトロニック・アーツ
ジャンル アクションアドベンチャー
対応機器 PS3、Xbox 360、Windows
発売日 7月21日
価格 7,665円(Windows版はオープン)
CEROレーティング Z(18才以上対象)

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