日本マイクロソフト パブリックセクター 業務執行役員 文京ソリューション本部 本部長 中川哲氏

日本マイクロソフトは10月6日、大学の学園祭支援を目的としてマイクロソフト製品を無償で貸し出すキャンペーン「マイクロソフト学園祭応援キャンペーン」を開始すると発表した。

貸し出しの対象となるのは、Windows 7搭載PC、Xbox360/Kinect、およびWindows Phone IS12T。マイクロソフトに企画書を送り、同社の承認がおりると、必要な製品が貸与される。貸し出し製品の数については「特に制限はなく、常識の範囲内で(笑)」(日本マイクロソフト パブリックセクター 業務執行役員 文京ソリューション本部 本部長 中川哲氏)とし、期間についても「学生が必要な期間」(中川氏)という。

学園祭応援キャンペーンで貸し出されるマイクロソフト製品

すでに20大学への貸し出しが予定されており、利用例として、旅サークルによるWindows 7搭載PCを使った写真加工/共有ならびに旅行記制作や、大学内カフェでのXbox360/Kinectによるダンスゲーム/スポーツゲーム提供などが挙げられた。

発表会では、慶應義塾大学のダンスサークルによるダンスゲームのデモも行われた

また、日本マイクロソフトでは、参加大学のミスキャンパスを「Windows Phone大使」に任命し、Windows Phone IS12Tを使ってソーシャルメディア上で学園祭の模様をレポートしてもらう企画も発表。レポートは、FacebookやTwitterなどに投稿されるが、マイクロソフトのポータルサイト「MSN」でも紹介していくという。

Windows Phone大使に任命された各大学のミスキャンパス。右から、立命館大学の山居瑠里子さん、関西学院大学の片山詩帆美さん、学習院大学の山本梨沙さん、東洋大学の匹田采利さん、首都大学東京の山口沙央理さん

キャンペーンの期間は10月8日~11月末日。日本マイクロソフトの学生向けパートナープログラム「Microsoft Student Partners」にて参加を受け付けている。

なお、同社は、10月8日から開催される合同学園祭「AGESTOCK2011 in TOKYO DOME CITY HOLL」のスポンサーにも名を連ねている。