ヤフーは、同社の運営するYahoo! JAPANにおいて電力使用率を視覚的に表現した「電力使用状況メーター」が社会貢献活動のデザインとして評価され、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2011年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。

電力使用状況メーターは、電力使用状況を電力会社の公表データをもとにパーセンテージでグラフ化したもの。電力使用率が通常時は緑色、使用率が高くなるにつれて黄色や赤色で表示するなど、ひと目で電力状況が分かるようデザインされている。

同社では3月の東日本大震災を契機に、電力使用状況メーターを3月22日に公開。このような電力の視覚化は、Yahoo! JAPANが国内で最初に開始したと同社では発表しており、Yahoo! JAPANのトップ画面においても、電力使用状況メーターや電気予報を掲載していた。

2011年度グッドデザイン賞では、審査対象数3162件の中から選ばれた1112件(受賞企業数649社)がグッドデザイン賞を受賞。電力使用状況メーターが受賞した「社会のデザイン」ジャンルでは、あわせて31件が受賞している。

電力使用状況メーター画面