NECは、様々な機器・装置などをネットワーク化するM2M(Machine to Machine)技術を利用したソリューション「CONNEXIVE(コネクシブ)」の新サービスとして、「CONNEXIVEクラウドサービス アプリ提供サービス」の販売を開始することを発表した。企業や通信事業者がM2Mを活用したサービスの立ち上げに必要なアプリケーション、システム基盤、各種デバイス等をワンストップで提供する。

その第一弾として、10月1日からセンサーネットワーク等を活用して農業の生産性向上や農作物の品質改善に貢献する「農業ICTソリューション」を開始。農地に設置したセンサーから温度・日照量などのデータを収集・分析し、結果をPCや携帯・スマートフォンで閲覧したり、スマートフォンのカメラや音声入力で営農日誌を作成するサービス等を提供する。

同社ではこのサービスを含めたCONNEXIVE関連事業において、今後3年間に500億円の売上を見込んでおり、今後は環境・エネルギー、産業機械、交通・物流、ウェルネスなどの領域にもサービスを提供していく予定。

M2Mは、ネットワークにつながれた機器・装置同士が相互に情報交換し、人が介在することなくデータ収集や制御を行う技術。

「CONNEXIVEクラウドサービス アプリ提供サービス」提供イメージ