ユニティは9月27日、QNAP Turbo NASシリーズから、ホーム/SOHOユース向けの新モデル「TS-X19P II シリーズ」を発表した。「TS-X19P II シリーズ」は、小型・低消費電力・省スペースで設置環境を選ばないNASとなってる。なお、取り扱い開始の時期は9月下旬を予定している。

左から「TS-119PII」、「TS-219PII」、「TS-419PII」

本シリーズは、多くのサーバ機能を標準で内蔵し、ファイルサーバ・メディア共有・バックアップ・Webサーバなど各種用途に利用することができる。Webファイルマネージャ機能やマルチメディアステーション機能を活用すれば、インターネットを経由して、遠隔地からNASにデータをアップロードしたり、NASに保存されたデータを閲覧することもできるという。そのほか、USB HDDに保存されたデータをワンタッチでNASにバックアップする機能も搭載している。連続アクセス時に約100MB/sというスループットを実現する。

Windows 2000/XP/Vista/7、Windows Server 2003/2008 、Mac OS X 、Linux/UNIXなどのOSをサポートしており、プラットフォームを問わずデータの共有も可能となる。 1ドライブの「TS-119PII」、2ドライブの「TS-219PII」、4ドライブの「TS-419PII」と3つのモデルが準備されており、2ドライブ/4ドライブモデルは、RAIDを構成することで、万が一のHDD故障に備えてデータの冗長化を行うことができる。

価格はオープンプライスとなっているが、店頭予想価格は「TS-119PII」が30,200円前後、「TS-219PII」が41,400円前後、「TS-419PII」が60,500円前後。いずれも、ギガビット対応LANとUSB 2.0ポートを搭載する。