10月15日公開の3D映画『縁切り村~デッド・エンド・サバイバル~』の完成記念イベントが23日、都内で行われ、主演のAKB48藤江れいなと八神蓮、椿光一監督が出席した。

藤江れいな(右)と八神蓮 拡大画像を見る

『縁切り村―』の舞台となるのは、人と人とのつながりを断ち切ってしまう「縁切り神社」が存在するとある村。グルメ番組の収録のためにその村を訪れたスタッフたちは、村の青年・大崎一樹(八神)に案内されさまざまなスポットをめぐる。しかし、村長たちの陰謀により、縁を切り裂く怨霊"縁切り様"(藤江)の呪いをかけられ、一人、また一人と姿を消すことに―。劇中では行列のできる店として知られる「蒙古タンメン中本」などが登場するなど、ホラーとグルメの要素を併せ持った異色の作品に仕上がっている。

特殊メークをほどこした"怨霊"として映画初主演を果たした藤江は、「お話をいただいた時にはうれしくて、すぐに家族に連絡しました。映画の主演も初めてですし、ドラマなども含めて人間じゃない役も初めてです(笑)。どうしたら少しでも怖く見えるのかを研究しながら演じました」とコメント。一方、ミュージカル『テニスの王子様』などで活躍するイケメン俳優の八神は「藤江さんとW主演ということなんですが、実は、お会いするのは今日が初めてなんですよ。撮影でご一緒することはなかったけど、髪の毛を赤くするなどものすごいメークをしているのは知っていました」と話したが、「…髪は赤くしてないです。カラーコンタクトで目を赤くしたんです!」と藤江にツッコまれていた。

この日のイベントでは、9月20日に行われた「AKB48 24thシングル 選抜じゃんけん大会」で見事2位に輝いた藤江に対し、有志のファンから花束が贈られるサプライズも。「去年の選抜じゃんけん大会は1回戦で負けちゃったんです…。今回は、本番が近付くにつれ誰ともじゃんけんをしない生活を続けて運を貯めました。お父さんと一緒に毎日ウォーキングをしているので、その時にも神社でお参りしていたんですよ。そのおかげで勝てたんだと思います」と勝因を説明。そんな藤江に対し、じゃんけん勝負を挑んだ八神は1発で勝利(パー)。「あれ? 勝っちゃった…。じゃあ、次は(1位になった)篠田麻里子さんに挑戦します!」と意気込んでいた。