Panasonicは、無線LAN対応で、同社薄型テレビ「ビエラ」や、防水対応のポータブルテレビ「ビエラ・ワンセグ」などで、手軽に別の部屋の様子を画像で確認することができるネットワークカメラ「DY-NC10」を10月20日より発売すると発表した。価格はオープン。

DY-NC10は、動くものを自動的に検知する機能(10段階の検知レベルを設定できる)を搭載しており、同社BD/DVDレコーダー「ディーガ」と無線LANで接続すれば、映像を録画することも可能。また、あらかじめ「お知らせメール」機能を設定することで、動くものを検知した際、あらかじめ指定したメールアドレスに検知したときの写真をメールに添付し、送信することもできる。

そのほか、インターネットが使える環境があれば、外出先からスマートフォンやPCでネットワークカメラの映像をリアルタイムに確認することができ、カメラの向きを左右上下に移動できるパン・チルト機能を搭載している。パン・チルトの移動可能角度は、レンズの画角を合わせて、パン(左右方向)は表示可能範囲355度、チルト(上下方向)は表示可能範囲120度。

撮像素子は、1/4インチカラーCMOS(130万画素)、対応無線LANはIEEE802.11b/g/n。ほかに10/100Mbps有線LANもある。静止画解像度(JPEG)は、1,280×1,024(SXGA)、640×480(VGA)、320×240(QVGA)、動画はMotionJPEGで、解像度は1,280×1,024(SXGA)、640×480(VGA)、320×240(QVGA)で、フレームレートは30、15、10、5、3フレーム/秒。SDカードへの記録も可能。