マカフィーは20日、「インターネット検索で最もリスクの高い有名人 2011」を発表した。それによると、米国のインターネット検索で最も危険なのは、米コスメティックブランドの元モデル、ハイディ・クルムで、「Heidi Klum」「Heidi Klum and downloads」「Heidi Klum and videos」などのワードで検索すると、9.17%の確率でスパイウェア、アドウェア、スパム、フィッシングなどのオンライン脅威が検出されたWebサイトに接続すると報告している。

ハイディ・クルムは、米国の人気番組「プロジェクト・ランウェイ」のプロデューサーで、番組にも登場している。2位は、昨年のトップだったキャメロン・ディアス。3位はピアーズ・モーガンで、男性ではトップとなる。10位までの順位は下記の通り。

1
(9.17%)
ハイディ・クルム(Heidi Klum) ヴィクトリアズ・シークレットの元モデルで、『プロジェクト・ランウェイ』の現プロデューサー
2
(9.08%)
キャメロン・ディアス(Cameron Diaz) 昨年の最も危険な有名人が2位に後退。2011年は映画『イケない先生』『グリーン・ホーネット』等で注目
3
(8.92%)
ピアーズ・モーガン(Piers Morgan) 新たにトップ10に加わったモーガンは、最も危険な男性有名人でもある
4
(8.83%)
ジェシカ・ビール(Jessica Biel) ジャスティン・ティンバーレイクとの交際と破局の繰り返しで注目を浴び続けている
5
(8.67%)
キャサリン・ヘイグル(Katherine Heigl) テレビドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』に出演していたスターが初のトップ10入り
6
(8.17%)
ミラ・キュニス(Mila Kunis) 『ブラック・スワン』『ステイ・フレンズ』などの映画に出演
7
(8.08%)
アンナ・パキン(Anna Paquin) テレビドラマ『トゥルーブラッド』で主人公スーキー・スタックハウスを演じる
8
(8.00%)
アドリアナ・リマ(Adriana Lima) 2000年からヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルを務めるブラジル人モデル
9
(7.83%)
スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson) 2010年にGQ Magazineの「Babe of The Year」に選ばれる。最近では『アイアンマン2』に出演
10
(7.67%)
エマ・ストーン(Emma Stone)
ブラッド・ピット(Brad Pitt)
レイチェル・マクアダムス(Rachel McAdams)
ブラッド・ピットは過去4年間トップ10入りの常連。エマ・ストーンとレイチェル・マクアダムスは初のトップ10入り

同調査は今年で5回目。今回の調査結果では映画スターとモデルがトップを占める形となった。一方、歌手やスポーツ選手の危険率は比較的低いことがわかった。また、知名度が高いからといって危険度が高いとも限らないという。同社Webセキュリティ調査担当ディレクター、ポーラ・グレーブは、「インターネットユーザーは、短縮URLの先に悪質なWebサイトとコンテンツがある可能性を認識すべきです」と注意を促している。