リンクとエーティーワークスは9月14日、両社が共同で運営している専用サーバサービス「at+link」において、ソーシャルアプリ向け専用サーバパッケージ「at+link アプリプラットフォーム」のオプションサービスとしてKVS(Key-Value Store)を利用した画像ストレージ機能を提供することを発表した。

新オプションの最大の特徴は、CDN(Contents Delivery Network)や画像専用サーバを用意する場合に比べてコストを抑えられる点。月額1万5750円/100GBで、トラフィックに関係なく固定料金で提供される。また、容量の追加に関しても必要なときにいつでもコントロールパネルから行えるうえ、RESTでの接続が可能で、神戸デジタル・ラボが開発した分散型KVS okuyamaによってレスポンスが高速といった特徴もある。

画像ストレージの利用イメージ

なお、at+link アプリプラットフォームは、2010年11月より提供されているソーシャルアプリ向け専用サーバサービス。月額固定料金で提供され、高速NAND型フラッシュメモリioDriveを搭載したサーバが利用できる。また、今年3月からは、分散型KVS okuyamaをベースとしたインメモリデータキャッシュ機能もオプションサービスとして用意している。

今回発表された画像ストレージオプションは同日より提供が開始される。