第一三共ヘルスケアは22日、総合風邪薬「ルルA」シリーズから、4種類の基準外成分を配合した新処方の「新ルルAゴールドDX」(OTC医薬品:指定第2類医薬品)を発売した。

「新ルルAゴールドDX」左:糖衣錠タイプ、右:細粒タイプ

同商品は、子どもから大人まで服用できる「ルルA」シリーズ10年ぶりのバージョンアップとなる。今回発売した商品では、従来商品に使用していた基準外成分のクレマスチンフマル酸塩、ベラドンナ総アルカロイドの2成分に加え、喉のはれや痛みをしずめるトラネキサム酸、痰を出しやすくするブロムヘキシン塩酸塩の2成分を新たに配合。特につらい風邪の症状である喉の痛み、鼻水、咳に対する効果を高めたという。

このほかの成分として、熱を下げて頭痛や関節の痛みを和らげるアセトアミノフェン、咳をしずめるdl-メチルエフェドリン塩酸塩、ジヒドロコデインリン酸塩、体力の回復を促す効果があるベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体)などを配合している。

対象年齢は7歳以上。飲みやすい糖衣錠タイプと、溶けやすくすっきりした服用感の細粒タイプを用意し、幅広いニーズに対応した。メーカー希望小売価格は、糖衣錠タイプが30錠1,050円、60錠1,785円、90錠2,310円、細粒タイプが10包1,050円、20包1,785円。