東京八王子にある創価女子短期大学は、2012年度より新入生全員にiPadを配付し、更なる教育の質の向上に活かすと発表した。導入するのは、Wi-FiモデルのiPad約350台。アップル社によれば学部での活用はこれまでにもあるが、全学での導入は全国で初とのこと。

「iPad」を活用することにより電子化された教材や資料、電子辞書を日常的に携帯することができ、Web検索、学習用アプリ、eラーニングの活用、Twitter、Face bookでのコミュニケーションなどにも活用するという。

また、キャンパスのどこからでもアクセスできるように環境も整備。学生生活情報の配信や就職活動の情報収集等にも活用する。

石井秀明学長は、「iPadを導入することにより新しい学びのスタイルを確立し、学生の情報活用力、コミュニケーション力、更なる創造力を育んでいきたい。次代を担う女性リーダー育成のために、これからもあらゆる角度からの教育の充実に力を注いでいきたい」と語る。