タカラトミー主催のイベント「トミカ博 in TOKYO」が、千葉県・幕張メッセにて2011年8月12日(金)から8月21日(日)まで開催。同イベントは、2000年の同社30周年を機に開始され、毎年、全国の主要都市で開催されているもので、今回の首都圏でのイベントも今年5月に行われた大阪同様「出動せよ!まちをまもる緊急車両!!!」をテーマに、パトカーや救急車、消防車などの緊急車両を中心に、トミカワールドを展開している。

イベント運営事務局によると、「今年は震災の影響で集客がまったく読めない」とのことだったが、夏休み期間とも重なり、初日も午前10時の会場前から家族連れを中心に約1,500人が列を成し、多くの来場者でにぎわった。

会場入り口。入口横にチケットブースがあり、当日券は大人(中学生以上)が1,000円、子ども(3歳~小学生)が800円。出口で申告すれば、再入場も可能

入場時に手渡される入場記念トミカもトミカ博の人気のひとつ。訪れた人だけのお宝アイテムがもらえるというだけでも、お得感と来場した甲斐を感じてしまう

トミカ博の会場内は3つのゾーンに分かれる。まずは、今回のテーマである緊急車両を集めた"展示ゾーン"。「緊急車両だけでもこんなにも種類があるのか!」と、トミカカーのラインナップの豊富さに大人も思わず感嘆の声を上げてしまう。

入口に最も近い"展示ゾーン"。会場内2カ所にトミカマスコットキャラの巨大人形があり、はぐれてしまった場合のミーティングポイントにもなる。また、子どもには入口で迷子ステッカーが配られるので、小さな子ども連れでも安心

子ども向けに、消防自動車やサイレンカーの仕事内容などを博物館的に紹介するパネル展示

トミカの消防車。既に引退してしまった懐かしの緊急車両にもトミカで再会できる

入場記念トミカのひとつ「TDM スカイウォーターキャノン」。はしご部分が28.5センチ伸縮し、トミカ史上最大の高さを誇る

消防時に消火活動をせず、現場指揮のために開発された「消防指揮車」の説明

TDMパトロールカーの実物大展示。TDMとは"トミカドリームモータース"の略で、トミカの世界を通して、夢の未来のクルマのコンセプトカーを提案している