モバイルおよびスマートフォン向け広告関連事業を展開するZucksは11日、Androidアプリ向けの解析SDKを開発、個人/法人のアプリ開発者を対象に無償で提供を開始した。

このSDKでは、日/週/月ごとのアプリ起動回数、累計のアプリ起動回数、日別の平均起動時間、アクティブユーザー数(日別の初回起動通知回数)、デバイス(指定期間における使用機種の利用状況)などを測定することが可能となっている。これを利用することで開発者はユーザーの利用動向を解析し、アプリのアップデート・改善に活用することができる。

また、同社ではスマートフォン向け成果報酬型広告の提供も行っている。これはユーザーがアプリ内の広告から会員登録やダウンロード等のアクションを行った場合に、成果の一部をアプリ内の仮装通貨などの形でユーザーに還元するというもの。ここへの出稿は同SDKと同一の管理画面上で運用することが可能なため、ユーザーの動向を見ることでより効果的な出稿につなげることができるとしている。

同社ではすでにiPhoneアプリ向けに同様のSDKもリリースしており、今後はこれらの機能拡張を進めていくと共に、今年末までに1000本のアプリに成果報酬型広告の導入を行いたい考え。