マーケティングリサーチおよびコンサルティング等を行うプラニディアは11日、ROA Holdingsによる調査レポート『国内スマートフォンセキュリティ市場の展望』 の販売を開始した。

スマートフォンの普及が加速した2010年から、世界各国ではすでにセキュリティの脅威が出始めており、2010年はそれが犯罪となって被害を及ぼす可能性が高まっているという。同レポートでは、まず法人契約によるスマートフォンへのセキュリティソフトのニーズが造成され、2012年に採用が本格化して1,136万人のユーザーがソフトを使用すると予測。2014年には、2,000万人以上が使用すると見込んでいる。

国内スマートフォンにおけるセキュリティソフトウエアの需要予測(出典:ROA Holdings)

レポートでは、セキュリティ専門企業アンラボが選定した「2011年セキュリティ脅威要素」を紹介し、アンラボのセキュリティ専門家とROAの協力によりイシューごとにスマートフォンのセキュリティ脅威を評価。また、セキュリティ関連専門家とのインタビューによって抽出した「スマートフォンセキュリティ技術の開発課題」や、マーケティング視点による「主要企業動向の分析」なども掲載している。