凸版印刷は、店頭での申込書記入やアンケート回答を、iPadを活用し、手書きで入力できる店頭手書き申込ソリューション「HandyForm(ハンディーフォーム)」を開発し、8月中旬より販売を開始すると発表した。価格は、初期導入費用が250万円~、月額費用が5万円~となっている。

「HandyForm」のイメージ

「HandyForm」は、店頭での申込書の記入やアンケートの回答にiPadを活用し、手書きで情報を入力できるようにするもの。MetaMoJi社の手書き文字認識エンジン「mazec web client」を活用し、複数文字の同時入力や、漢字とかなを交ぜて書いた手書き入力にも対応する。また、汎用的な申込フォームをパッケージ化することで、複雑な入力ロジックが伴う申込・アンケートフォームの開発にかかる期間を最大70%削減できるという。

「HandyForm」では、iPad 端末とアプリケーションの提供から申込・アンケートフォームのデザインや項目のカスタマイズ、iPadへのインストールやフォーム内容の更新などの運用までトータルで提供。また、凸版印刷のデータセンター上で構築したWebフォームに格納し、DMやカードの発行・発送業務に対応可能だという。