三重銀行は14日、多機能情報端末「iPad」を活用した投資信託提案ツール「投資信託INDEX」を、7月20日から導入すると発表した。「iPad」を活用した提案ツールの導入は、東海地方の地方銀行では初めてという。

三重銀行では、操作性に優れ、画面も鮮やかな「iPad」に充実した情報を搭載して活用することで、「顧客が知りたい情報を迅速かつ的確に提供し、投資信託の内容などをさらにわかりやすく説明することを目指す」(同行)。

導入ツールの名称は「投資信託INDEX(提供:モーニングスター)」。主な情報提供内容は、(1)取扱商品の基本情報(商品概要、基準価額、チャートなど)、(2)ファンドランキング(売れ筋、純資産、分配金額など)、(3)投資信託ナビ(ファンド選択補助ツール) 、などとなっている。

充実した情報を搭載しており、顧客が知りたい情報を迅速かつ的確に提供することができるほか、操作性に優れ画面も鮮やかであることから、情報を瞬時にかつ見やすく表示することができる。

また、「iPad」画面を見ながら顧客と話をすることで、「さらに顧客の意向を把握しやすくなり、ニーズに沿った提案をすることができる」(同)。「iPad」の画面を利用して提案を行うことで、従来のように多くの資料を使用する必要がなくなり、ペーパーレス化にもつながる。