NRIセキュアテクノロジーズは、「Lotus Notes」に対応する電子メール誤送信防止ソフト「SecureCube / Mail Adviser」を7月から販売すると発表した。Lotus Notes 8.0/8.5のBasicおよびStandardに対応しており、日本語と英語の両方の環境で使える。今後は中国語にも対応していくという。

「SecureCube / Mail Adviser」は、クライアントPCにインストールするだけで利用可能で、新たな管理サーバの構築・設置が不要。初期費用は、1ユーザーあたり4,500円(税別)で、保守費は1ユーザーあたり900円/年(税別)。

このソフトは、気付きを与えることが目的で、メール送信時に自動的に起動するポップアップ画面で、送信者が「宛先」「件名・本文」「添付ファイル」の内容を確認できる。具体的には、「ヘッダーからの個人情報漏洩防止」「To、Ccへの大量アドレス入力時の警告」「ファイル添付誤りの防止」「意図しない宛先への送信の防止」などの機能を提供している。

利用イメージ

また、今年1月に販売を開始した通常版も機能も強化し、NRIセキュアが別途提供する、情報資産の識別・整理ソフト「SecureCube / Labeling」を用いて、個々の電子ファイルに付与した機密度や属性についての情報を元に、メールの添付ファイルとして送信する際に、SecureCube / Mail Adviserが警告を与えたり、送信をブロックしたりする機能も搭載した。