――アニメならではの観どころを教えてください

三上「先ほどアニメのPVを拝見したのですが、本当に原作に忠実なイラストになっていて、さらにそのキャラたちが動いていて……当たり前なんですけどカラーじゃないですか。あ、この子って原作ではこういう雰囲気だったけど、アニメになるとちがう雰囲気が出ているんだなって、本当にアニメならではの雰囲気を感じることができますので、ぜひ原作ファンの方ももちろん、いろいろな方に観ていただきたいと思います」

大坪「京子ちゃんに限らずなんですが、原作でも激しいツッコミやボケがあって、キャラがてきぱきとテンポよく動いているのですが、アニメになるとさらにそれが現実となって、すっごい速さで京子ちゃん動いて、ちなつちゃんに向かって走っていくみたいなところに、すごくリアルさを感じます。そこにまた声がつくことによって、いろいろと妄想も膨らむと思いますので、そのあたりを楽しんでいただけたらうれしいです。」

津田「原作も本当に面白くて好きなんですけど、アニメになったことで、よりポップに面白く、そしてゆるくなっていると思います。リアル歳納京子が見れます。リアルアッカリーンが聴けます。そして、リアルにあかりが消えます(笑)」

大久保「私も原作を読んだとき、すごくイラストが可愛くて、キュンときました。そのキュンときたキャラクターたちに色がついて、動いて喋るというのは、すごく素敵なことだと思うので、原作のファンの方はもちろん、これから観る方にも、楽しんでほしいです。観ればキュンとします」

――それでは最後にファンの方へのメッセージをお願いします

三上「本当に可愛いキャラクターたちが動いて笑って、キャッキャウフフ的な要素が盛りだくさんの作品になっているので、きっとこの作品を観ると、その瞬間だけでも日常の疲れを忘れられると思います。そんなほわっとした面や雰囲気を楽しんでいただけたらなと思います。それぞれキャラが際立っているので、あかりも最終話でどうなるかが気になります(笑)」

大坪「私は小学5年のときから声優になるのが夢だったので、初めて出会った作品がこれで、すごくうれしく思っています。演技のほうではまだちょっとダメなところもあるかもしれませんが、今の私にしかできないことを頑張りますので、私の出ているアニメが、観ている方も頑張れる栄養剤みたいになれたらうれしいと思います。楽しいアニメだと思いますので、よろしくお願いします」

津田「『ゆるゆり』というタイトルだけあって、ゆる~いお話ではありますが、そのゆるさを私たちは真剣にゆるく演じています。原作ファンの方はもちろん、これから『ゆるゆり』を初めて観る方も、すごく楽しんでいただける作品だと思いますし、キャラクターも皆個性的でとっても可愛いので、ぜひぜひよろしくお願いします」

大久保「鼻血あり、ちょっと危ない妄想シーンありと、ここまでありありが揃っているのに、『ゆるい』百合という不思議な感覚は、観ていただければもっとわかると思いますので、ぜひぜひ男性も女性も子どもも、おばあちゃんやおじいちゃんまでいろんな人に興味を持って、楽しく観てほしいと思います、ぜひ観るときは部屋を明るくしてTVから離れて観てくださいね(笑)」

藤田「この作品のオープニングとエンディングは『ごらく部』のみんなが歌っているんです! 一回聴いただけで口ずさめるぐらいすごく素敵な楽曲なのですぐ覚えていただけるのではないかと思います。キャラクターをチェックして、自分の好きな子を見つけたり、カップリングを見つけたりしながら楽しんでほしいです。中の人も頑張っていきたいなと思っているので、ぜひ、原作もすべてをひっくるめて応援していただけたらすごくうれしいです。ぜひテレビのほう観てみてください」

豊崎「キャラクターたちの会話やテンポやボケとツッコミの掛け合いなどが、音や絵が動くことで、より楽しくなっていると思います。観てくださる皆様と同じ目線で、『ごらく部』や『生徒会』の子たちが描かれているので、この学校に一緒にいるような気持ちで楽しんで観ていただけたらいいなと思います。よろしくお願いします」

加藤「原作を見たときからすごく面白いと思った作品で、事務所で読み耽ってしまいました。アニメになって、色がついて、キャラが動いて、声がつくことによって、原作で面白いと感じたものが、より面白くなって出てくると思います。ぜひ楽しみにしていてください。個人的にはあかりちゃんの扱いが、アフレコ中でもつい吹いちゃうぐらい好きなのですが、そんな思わず気が抜けてしまうようなアニメになっておりますので、お仕事や学校から疲れて帰ってきたとき、『ゆるゆり』を観ていただけたら、ほっと一息つけるのではないかと思います。ぜひぜひ毎回観ていただいて、すごく優しい気持ちになっていただけるといいなと思っておりますので、よろしくお願いします」

三森「実は私も中学、高校と女子校だったのですが、初めて『ゆるゆり』の原作を読んだとき、すごく懐かしいなって感じるぐらい、『ゆるゆり』の世界観は決して物語の中だけのものではなく、実際にもありうるシチュエーションになっていますので、そのあたりもいろいろと妄想しながら、楽しんで観ていただきたいなと思います」

――ありがとうございました


TVアニメ『ゆるゆり』は2011年7月4日(月)の深夜2時よりテレビ東京で放送開始となるほか、テレビ大阪、テレビ愛知、AT-Xほかにて放送開始予定。

■TVアニメ『ゆるゆり』おもなスタッフ
原作 / なもり (一迅社「コミック百合姫」にて連載中)◆監督 / 太田雅彦◆シリーズ構成・脚本 / あおしまたかし◆キャラクターデザイン・総作画監督 / 中島千明◆小物デザイン・総作画監督 / 谷口淳一郎◆助監督 / 大隈孝晴◆色彩設計 / 真壁源太◆美術監督 / 鈴木俊輔◆撮影監督 / 桑野貴文◆音響監督 / えびなやすのり◆音楽 / 三澤康広◆音響制作 / ダックスプロダクション◆音楽制作 / ポニーキャニオン◆オープニングテーマ / 七森中☆ごらく部「ゆりゆららららゆるゆり大事件」◆エンディングテーマ / 七森中☆ごらく部「マイペースでいきましょう」◆アニメーション制作 / 動画工房

■TVアニメ『ゆるゆり』おもなキャスト
赤座あかり / 三上枝織◆歳納京子 / 大坪由佳◆船見結衣 / 津田美波◆吉川ちなつ / 大久保瑠美◆杉浦綾乃 / 藤田咲◆池田千歳 / 豊崎愛生◆古谷向日葵 / 三森すずこ◆大室櫻子 / 加藤英美里◆ミラクるん / 竹達彩奈
(C)なもり/一迅社・七森中ごらく部