6番目は「再開」。アプリケーションを閉じる際に直前の状態を保存し、作業中のソフトウェアの状態を完全に復元するレジューム機能だ。

大事な作業しているときにソフトウェアアップデートのアラートが現れると、ついアップデートを後回しにしてしまうが、再開機能を使えば、再起動後に以前の作業状態を取り戻せる

7番目は「オートセーブ」。「保存し忘れた!」の恐怖からユーザーを開放する自動保存機能だ。5分おきに、または作業の手が止まったときに保存を行う。

自動保存されたファイルの管理にはファイル名をクリックしてアクセスする。「Revert to Last Opened」で、最後に開いた状態に戻すことが可能。「Lock」を選択すれば、作業終了後の変更を防げる

8番目は「バージョン」。自動保存された書類の履歴を、Time Machineのようなインタフェースでたどれる機能。過去のバージョンを復元したり、過去のバージョンの一部をコピーして、現行バージョンにペーストするということも可能だ。なお保存はコピーの追加ではなく、書類の中に変更を保存するためストレージスペースを無駄に失うことはない。

ファイル名から「Browse All Versions...」を選択するとバージョンに

Time Machineのようなインタフェースで過去のバージョンをさかのぼれる

9番目は「AirDrop」。Wi-Fiネットワークを介したPeer to Peerのファイル共有機能。Finderのサイドバーに用意されたAirDropアイコンをクリックすると、約9メートルの範囲内でAirDropを使っているMacユーザーが検出される。ファイルを渡したい相手のアイコンにファイルをドラッグ&ドロップし、相手が受け取りを承認するとファイルの転送が始まる。

FinderのサイドバーでAirDropを選択すると、近くにいるAirDropユーザーが表示されるので、ファイルを送りたい相手にファイルをドロップする

だれかがファイルを送ってこようとすると「保存」「拒否」「保存して開く」を確認するポップアップが現れる