ミクシィは6月6日、mixiの「足あと」機能を6月13日より変更することを発表した。現行のリアルタイムの履歴機能を廃止し、先週1週間分の履歴をまとめて表示する機能に変更。機能名も「先週の訪問者」へと刷新される。
mixiの足あと機能は、2004年2月のサービス提供開始時から搭載され、ユーザー同士のつながりを仲立ちする機能の1つとして利用されてきた。しかし、「現在、最も利用されているコミュニケーション手段『mixiボイス』で、自身のトップ画面にマイミクシィの投稿が表示され、足あとをつけずにコミュニケーションができるほか、「mixiアプリ」など足あとがつかないサービスの多様化も進んでいる」と説明。さらに、「昨年からは足あと機能が担っていたフィードバック要素を網羅した『イイネ!』が導入され、より簡単にマイミクへフィードバックを返すこともできるようになった」ことなどから、大幅な変更を加えることになったという。
先週の訪問者の概要は次のとおり。
- 訪問者を「友人」(マイミクシィ)と「その他」で分けて表示。この際、「その他」は友人の友人やmixi同級生、同僚ネットワーク経由の訪問者も表示される
- 1週間に訪れた人を、翌週ホームの「新着お知らせ」枠で表示
- 「自分の足あと」は「自分が訪問した人」に変更(削除機能は変更なし)
- 前週分の「先週の訪問者」はユーザー毎に更新の曜日(月曜~日曜)が異なる
mixiユーザーの中には、リアルタイムで履歴が表示されることを意識し、友人のトップページを頻繁に訪れるのを避ける人も少なくない。今回の変更には、ユーザーが気軽に友人のトップページを訪問できる状況を作り、コミュニケーションを活性化させたいねらいがあるとみられる。