ネオジャパンは6月3日、グループウェア「desknet's」の新たなオプション製品として、Webデータベースシステム「desknet's DB」の出荷を開始した。同製品の特徴は使いやすいインタフェースを備えていながら、本格的な機能を備えている点だ。

同製品は、項目の書式設定、入力規則、入力フォームの作成、表示用・印刷用の帳票作成など、Webデータベースに求められる機能はひととおり備えている。

HTML5の採用により、表計算ソフトに匹敵する直感的かつ洗練されたユーザーインタフェースが実現されている。ドラッグ&ドロップによるレイアウト設定やマウス操作によるビューサイズの変更に対応しているほか、ビュー上からデータの入力・変更を行うことができる。

セル上でクリックするだけで内容を変更できる

データベースを構成する項目には、数値、時間量、数値の計算、日付時刻、イメージなど、さまざまな書式に加え、フォントや背景色などの表示形式を設定することが可能。入力文字の制限、自動修正により、複数のユーザーが利用する情報の整合性を確保する。

項目には書式と表示形式を設定できる

同製品では、データベース間の関連付けを無制限に行うことができる。これにより、重複するデータの管理を省くことが実現され、表計算ソフトによる値の参照だけでは実現できない複雑なデータベースも容易に作成できる。

データベースに蓄積した情報は、多重クロス集計によっていろいろな視点から簡単に分析でき、よく使う条件はフィルタに登録しておくことで1クリックでデータの絞り込みが行えるようになる。データの分析結果は、desknet'sのポータルで共有することも可能。

多重クロス集計によってさまざまな視点でデータ分析が行える

同製品はユーザー、グループ、個人単位でアクセス権を設定できるとともに、アクセスログと操作ログが用意されているので、不正アクセスや情報漏洩に対する抑止力も高められる。

アクセスログと操作ログによって利用状況を把握できる

同製品の価格は年間ライセンス体系となっており、新規・追加ライセンスは5ユーザーで1万8,900円、更新ライセンスは5ユーザーで1万500円となっている。5ユーザー以上は、10ユーザー、50ユーザー、100ユーザー単位で価格が設定されている。