ANAとボーイングは5月26日、ボーイング787型機の就航準備の一環として、導入に先んじて、同機をアジアで初めて日本に飛来させ、国内での検証プログラム「SROV'(Service Ready Operational Validation」を実施すると発表した。

検証プログラムは7月4日から8日にかけて行われ、給油作業、格納庫内のスタンドや空港のゲートとのフィットチェック、トーイングなどが行われる予定。この期間に羽田空港と伊丹空港・関西空港・岡山空港・広島空港を結ぶ路線における実飛行も予定されている。

ANAは全世界で先駆けて同機を導入するが、今年8月~9月の受領を予定している。ボーイングは、同機はボーイング767に比べて、CO2の排出量は約20%、NOxの排出量は約15%削減できるとしている。

ボーイング787型機のイメージ

ANAのボーイング787のスペシャルサイト