NTTデータは5月25日、同社のグループ会社2社(NTTデータ先端技術とNTTデータ・セキュリティ)を7月1日付で統合すると発表した。

今回の統合は同社グループの中期経営計画に基づくもので、経営の効率化などが目的とされている。統合会社は「NTTデータ先端技術株式会社」の商号を引き継ぎ、本社所在地もNTTデータ先端技術のものとになる。

NTTデータ先端技術は1999年8月に設立され、オープン系ITシステム基盤に関するテクニカルコンサルティング、システムインテグレーションなどを手がけてきた企業。一方のNTTデータ・セキュリティは同年の11月に設立され、PCI DSS対応ソリューションや情報漏洩対策、セキュリティ診断・コンサルティング、不正アクセス監視・遮断などを事業の柱としてきた。

統合会社の資本金は1億円で、従業員数は約400名となる見込み。