富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は5月19日、iPadを活用したペーパーレス会議システム「Web コア Conference」を発表。同日より販売を開始した。

この会議システムは、サーバ上に登録した会議資料を無線LANを通じて会議出席者のiPadの画面に表示させるもの。紙の配布資料が不要になるため、コスト削減や資料の準備期間の短縮などが図れるほか、資料持ち出しや紛失による機密情報などの漏えいリスクを排除することも可能となる。

「Web コア Conference」の利用イメージ

iPadの画面に表示させる会議資料は、発表者の操作にあわせて同期させたり、ポイントマーカーを表示させたりすることもできる。

また、資料には手書きメモや付せんを加えることもでき、会議終了後に出席者が資料を参照することも可能。

「Web コア Conference」の販売価格は99万7500円(5ライセンスパック。税込)~で、1台分のサーバライセンスも含まれる(サーバはノートPCでもOK)。

なお、同製品の販売目標は2年間で3億円となっている。