JetBrains IntelliJ IDEA - The Most Intelligent Java IDE

JetBrainsは5月16日(米国時間)、IntelliJ IDEAの最新版となる「IntelliJ IDEA 10.5」を公開した。IntelliJ IDEAはJavaで開発された統合開発環境。ただし、現行のバージョンは各種スクリプト言語やプログラミング言語をサポートした多言語開発環境に仕上がっている。IntelliJ IDEA 10.5の主な特徴は次のとおり。

  • Java 7をフルサポート
  • コード補完機能のシンプル化
  • リファクタリング、検索、置換UIの作り替え
  • ChromeにおけるJavaScriptデバッグのサポート
  • Groovy 1.8サポート
  • Spring 3.1サポート
  • JavaScriptサポートの拡張
  • Androidサポートの拡張
  • Flexサポートの拡張
  • Jettyを統合

IntelliJ IDEA 10.5 Community Edition起動画面

IntelliJ IDEA 10.5 Community Editionバージョン表示

IntelliJ IDEA 10.5 Community Edition使用例その1

IntelliJ IDEA 10.5 Community Edition使用例その2

IntelliJ IDEA 10.5はオープンソースで提供され無償で利用できるコミュニティエディションと、フル機能を提供する商用のUltimate版の2種類が存在する。すでに10系のUltimate版を購入しているユーザは既存のライセンスでそのまま10.5へアップグレードして利用することが可能。Ultimate版であってもオープンソースプロジェクトや教育機関などは無償で利用できる。企業での利用や個人開発のライセンス料はディスカウントが実施されており、以前よりも廉価になっている。