次はカラースキーム。先ほどのダイアログにある「色のスキーム」セクションには、いくつかのカラースキームを定義したテーマが用意されており、初期状態のClassicを含む五種類のカラースキームを選択できます。例えば黒背景が好みの方ははCobaltやOblivionなどを選択しますと、見やすくなるのではないでしょうか(図22~26)。

図22 カラースキームとして「Classic」を選択した状態です

図23 カラースキームとして「Cobalt」を選択した状態です

図24 カラースキームとして「Kate」を選択した状態です

図25 カラースキームとして「Oblivion」を選択した状態です

図26 カラースキームとして「Tango」を選択した状態です

また、live.gnome.orgのコンテンツからは、各種カラースキームを入手できます。そもそもGeditのカラースキームはXMLファイルで定義されていますので、気に入ったカラースキームファイルを元にカスタマイズを繰り返すのが、完成への一番の近道となるでしょう(図27~32)。

図27 カラースキームを配布しているlive.gnome.orgの[コンテンツ](http://live.gnome.org/GtkSourceView/StyleSchemes)です

図28 好みのカラースキームを見つけたら、「Download」リンクを右クリックし、メニューから<対象ファイルに保存>をクリックします

図29 保存先をデスクトップなどに変更し、<保存>ボタンをクリックしてXMLファイルをダウンロードします

図30 設定ダイアログの<フォントと色>タブを開き、<追加>ボタンをクリックします

図31 先ほどダウンロードしたXMLファイルが列挙されますので、同ファイルを選択してから<スキームの追加>ボタンをクリックします

図32 後は元のダイアログから追加したカラースキームを選択すれば、Geditの配色が変更されます