TISとSAPジャパンは4月19日、BI(ビジネスインテリジェンス)「SAP BusinessObjects BI Solutions」に関するOEMライセンス契約を締結したことを発表。TISは今月より、この製品を組み込んだ新サービス「TIS All-in-One BIパック」の提供を開始する。

「TIS All-in-One BIパック」は、「SAP BusinessObjects BI Solutions」とTISの「見える化テンプレート」を組み合わせたもので、これに加えて導入サービスやハードウェアがセットになったアプライアンス型サービスとされている。価格は最小構成(BusinessObjectsライセンス費用+業務テンプレート導入費用+保守費用+ハードウェア)で300万円~、導入から活用までの構築期間は最短で3週間~とされている。

SAPジャパン側では、TIS向けのサポート体制を用意。同サービスの開発と導入支援を行うとともに、TISが海外に同サービスを販売する際は各国での営業やマーケティング支援を実施する。

TISは今後、同社の企業向けクラウドサービスである「TIS Enterprise Ondemand Service」を基盤とした月額課金形態による「TIS All-in-One BIパック」の提供も予定している。