京セラミタは5日、A3対応カラー複合機「TASKalfa 5550ciシリーズ」4モデルの販売を開始した。新製品は、A4ヨコでモノクロ毎分55枚、カラー毎分50枚のTASKalfa 5550ci、カラー・モノクロ共に毎分45枚のTASKalfa 4550ci、カラー・モノクロ共に毎分35枚のTASKalfa 3550ci、カラー・モノクロ共に毎分30枚のTASKalfa 3050ciの4モデル。

「TASKalfa 5550ciシリーズ」(オプション装着時)

4機種ともプリント、コピー、スキャン機能を標準で搭載し、FAXにオプションで対応する。価格はTASKalfa 5550ciが2,185,000円(税別)、TASKalfa 4550ciが1,785,000円(税別)、TASKalfa 3550ciが1,500,000円(税別)、TASKalfa 3050ciが1,215,000円(税別)。

いずれの機種も、新開発高硬度アモルファスシリコンドラムを採用することで、メンテナンスまでの印刷枚数を従来機の2倍に当たる60万枚に伸ばしたほか、原稿スキャン光源に新たに白色LEDランプを採用し、消費電力を従来機比の5分の1に抑えている。

そのほか、新機能として、曜日や時間帯ごとに電源のオン/オフや運転モードを設定して、自動的に機器の状態を切り替えられる「ウィークリータイマー」を搭載したほか、手差しトレイから幅30.4cm、長さ121.9cmまでの長尺用紙の印刷が可能になっている。

また、ワンタッチで海の色をエメラルドグリーンにして印刷するといったカラー調整が可能な「人物写真」「風景写真(青)」「風景写真(緑)」の機能、蛍光ペンで書かれたメモやラインなどを読み取り、原稿に近い色で再現して印刷することが可能な「蛍光ペンモード」を新たに搭載している。

以下共通で、プリント解像度は9,600dpi相当×600dpi、600dpi×600dpi、スキャン解像度は600dpi、400dpi、300dpi、200dpi、200×100dpi、200×400dpi。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN。給紙は標準で550枚×2段+165枚手差し。外形寸法はW668×D767×H747mm、重量は約114kg。