パナソニック システムソリューションズ ジャパンは3月2日、クラウド型サービス事業の本格的な展開を開始し、その第1弾として4月からパナソニック システムネットワークス製デジタルサイネージソリューション「NMstage」のクラウドサービスを提供すると発表した。

同社はクラウド型サービスとして、「デジタルサイネージ」「ネットワークカメラ」「エコソリューション」「HD映像コミュニケーション」といった高機能なアプリケーション/コンテンツデータのダウンロードやSaaS型のシステム運用を、ストア・リテール分野やコミュニケーション分野において活用するためのサービスを提供する。

NMstageサービスの利用者は、デジタルサイネージを利用するにあたり、サーバなどの機器を購入することなく、配信コンテンツの登録やプレイリスト、スケジュールの登録・配信などの管理を自身のPCのブラウザから操作することが可能になる。

同サービスでは再生装置として、デジタルサイネージ専用機「NMコントローラ」を用いるため、PCベースの再生機器と比較して、安定した運用が実現される。

今後は、ネットワークカメラを接続することで、来店客の性別や年齢に合わせてデジタルサイネージのコンテンツを切替表示できる「客層分析システム連動オプション」のオプションも提供する。

「NMstage」サービスの提供イメージ