Mozilla Japanは、「Firefox 4」のリリースに先駆けTwitterのツイートによって作り上げていくキャンペーンサイト「Virtual Park -Tumucumaque(トゥムクマケ)」を公開した。

Firefoxでは、開発者の間で呼ばれるコードネームに世界の国立公園を選択しており、Firefox 2の"Bon Echo"、Firefox 3の"Gran Paradiso"、Firefox 3.5では日本の国立公園「知床」から名をとる"Shiretoko "を採用している。今回のFirefox 4では、アマゾンを形成する世界最大の熱帯雨林公園Tumucumaque (トゥムクマケ) 国立公園からコードネームを採用している。

今回公開された「Virtual Park -Tumucumaque」は、TwitterでのつぶやきからFirefox 4とTumucumaqueに関する"アマゾン"を構築しようというコンセプト。ハッシュタグ「#mozpark」をつけてTwitterでつぶやくことで参加できる。Webサイトには、ユーザーたちのつぶやきがバーチャルで表示されており、クリック数に応じて高さが加えられる。

つぶやきの配置は、言語や内容に応じて集合するシステムを持ち、広いジャングルの中でも傾向を見い出すことができる。色はつぶやかれた現地時間で表現されており、明るい色は昼間、暗い色は夜間という具合になる。また、つぶやきのキーワードによっては、動植物が出現する。Frog(蛙)、Eagle(鷲)などのキーワードをつぶやくとそれを表すキャラクターが、バーチャルパークに現れる。

Mozillaでは、Tumucumaque国立公園とFirefox 4に関するWebページも公開しており、既知の生物種の10種に1種が存在するというアマゾンの中でも最大の公園であるTumucumaquと、国や言語にとらわれない多様性ある情報インフラを目指すMozillaの目標など、コードネームの由来も掲載している。