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Googleは2月24日(米国時間)、Microsoft OfficeのデータをリアルタイムにGoogle Docsに同期するためのプラグイン「Google Cloud Connect for Microsoft Office」の一般公開を開始した。Office 2003/2007/2010に対応している。Googleは2010年11月22日(米国時間)にβ版の公開を開始しており、3ヶ月を経ての正式版リリースとなる。

Google Cloud Connect for Microsoft OfficeはOfficeで編集しているデータをリアルタイムにGoogle Docsに同期するプラグイン。単純にGoogle Docsとデータを同期する目的でも利用できるが、複数のユーザで同時に単一のドキュメントやスプレッドシート、プレゼンテーションを編集するためのツールとしても活用できる。リビジョン管理にも対応しており、バージョン管理機能を持ったバックアップ機能としても利用できる。

統合オフィスアプリケーションはMS Officeに代表されるようにデスクトップアプリケーションの形式で使われていることが多い。Googleは既存のOfficeはそのままにGoogle Docsを試すことができ、さらに複数名の同時編集機能など付加価値を提供している。こうした機能を提供することで既存のMS Officeユーザに対してGoogle Docsへ関心を持ってもらう狙いがあるものとみられる。

Google Cloud Connect for Microsoft Officeが提供されるのはWindows版のOfficeのみ。Mac OS X向けに提供されているMicrosoft OfficeはAPIを公開していないため、プラグインを提供することができないと説明がある。