京セラミタジャパンは、アルファジャパンともに開発したデジタルサイネージに対応したオンデマンド出力サービス「Alfa STATION(アルファステーション)」にプリンタ連携モデルを、および複合機連動モデルに「広告付きコピー機能」を追加すると発表した。なお、いずれも新たなビジネスモデル検証のための実証実験後に提供される予定で、プリンタ連携モデルは4月以降、広告付きコピー機能は9月以降に販売を開始する予定。

プリンタ連携モデル

複合機連携モデル

「Alfa STATION(アルファステーション)」は、アルファジャパンのデジタルサイネージ・サービス「Primix VISION(プリミックスビジョン)」と、京セラミタ製のカラー複合機TASKalfa(タスクアルファ)552ciシリーズを連携させたオンデマンド出力サービス。

プリンタ連携モデルは、複合機の代わりに、京セラミタ製のエコシスプリンタを利用するもの。タッチパネル式のデジタルサイネージディスプレイにコンテンツ表示をすると同時に、関連する付帯情報をディスプレイにタッチしてカット紙へ出力することができ、紙情報を必要とする人が必要なときに印刷するため、紙の無駄が少ないという。同社では、医療機関や観光案内所、商業施設、自治体受付等での利用を想定している。

「広告付きコピー機能」は、アルファステーションの複合機連携モデルに対応し、広告を裏面に自動印刷する機能。広告を利用することで、従来のコピーサービスよりも安価に価格設定することが可能となる。